2010年10月17日日曜日

紙と電子書籍と実家の家族達

H-Yamaguchi.net: なぜ「紙か電子か」なんだろうか」など、電子書籍やデジタル教科書に関する記事を読んでいると、私の実家の面々を思い出す。

私の両親や兄弟は少し前まで非常に保守的だった。私は新しいものを比較的早く取り込んでいたので、その価値観の違いから、つまらない言い合いが発生していた。

例えば、私以外の家族は「オートマ車は突然発進するから危険」とか「カーナビなんて車を重くするだけだ」と豪語していたので、最初にカーナビを使った私は非難轟々だったが、今は家族全員カーナビのついたオートマ車を乗っている。

年賀状もそうで、兄が昔から版画が得意だったため「パソコンで年賀状なんて邪道だ」と言っていたが、近年の兄からの年賀状はデジカメで撮影した子供の写真がプリントされている。噂ではMixiでコミュを運営しているらしい・・・、おそるべし。

弟も「iPodなんていらないよ、数千曲なんて聴かないし」と言っていたが、私の使い古しのiPod Miniを使ったら感動したらしく、iPhoneに食指が動いたので、こんど使い古しのiPhone 3Gをあげる予定。

最初に私が携帯電話を持ってきたときも拒絶反応が強かったが、今ではお袋でさえケータイメールを送っている。

ついこの前まで、目の前にパソコンがあってもワープロで文書を作成するような父もWordで書類が作れるようになったし、最近ではVHSではなくDVDをレンタルして映画を観るようになったことには驚いた。

こんなふうに、保守的な人達だって自分たちが「便利だ」「必要だ」と感じれば、どんどんテクノロジーに適用していく。もちろん、その過程で様々な軋轢が生まれることも多々あるが、テクノロジーの進化を止めることはできない。

今は電子書籍やデジタル教科書に反対している人達だって、そのうち普通に使うようになるだろうと思う。「なんだ、昔は紙の本のほうがいいって言ってたくせに」などと笑い話をしながら。

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